宇宙船キセル

モナレコードの祭、モナロックキャラバンでした。
というか、そのお手伝いでした。
ライブ見れないじゃん!とか思いましたが、どうしても見たかったのはね、がっつり見ましたとも。

念願かなっての、初生ビューティフルハミングバードは、こんなにすばらしいシチュエーションでいいのだろうかと。
歌声と言葉からうかんでくる心地よい色や情景に、その響きと青空の光と秋風が加わって、まるでその情景の中にいるような気分になった。
全身鳥肌が立って、空を飛んだみたいだった。

三輪二郎さんは、やっぱりすごくって、前に見たよりもすごくって、歌の力が、人の力が、ビリビリくる。
歌って、人がうたうんだよなーって、バカみたいに、思った。


で、ほんとはとてもキセルが見たいけど、スタッフの仕事あるし、前にもライブ何度か見てるから我慢しよう。と思ってた。でも、セッティングのときに「ギンヤンマ」の音が響いたとこでブワーっと盛り上がってしまい、ライブ1曲目終わったところで耐えられなくなる。
受付失礼して、客席ど真ん中の最後列に腰をおろした。
高い位置から見下ろしたその前に見えるのは光るステージだけで、ステージ前の水の流れのキラキラが壁に映ってて、空は暗くて、寒くて、ドームみたいな屋根にあのキセルな音が響き渡って、もうねえ、宇宙船みたいだった。
実はCD何枚も持ってるくらいだったりするわたし。
ちゃんと見なかったら後悔してたなあれは。
見て良かったほんと。
もう、帰ってずっと、おもいっきりキセル聴いてます。


今日のこの感動3つは、なんだか、聴いたとか観た、
じゃなくて、体感したっていう感じだ。
涙浮かんだ。でもそれは、気持ちの感動ではない感じに。
体が反応したかんじに。


ちなみに、スペシャルゲスト、ムッシュかまやつ
アベジュリー氏と一緒にやってたバンバンバンが、最高に楽し‥‥そうだったのに、これはさあ、ちゃんと前で見たかったよわたしは。