理想のしごと

雑誌系の仕事を主にやっている（のです）わりに、むかしから、毎号これ買ってる！という雑誌ってじつは別にありませんでした。
でも最近はいくつかあって、月刊誌で唯一毎月楽しみにしているのが、『Lmagazine』という、関西の情報誌です。
情報は、はっきりいって直接役に立ちません。わたしは関東で暮らしてますから。
でも、見ててとてもウキウキするのです。
デザインがね、すばらしーいのです。

毎号特集にあわせてまったく違った印象の展開をしていて、ゆかいでかっこいくてかわいい。
そしてなにより、とっても親しみやすい。ここ重要。
クールや奇抜なかっこよさにはあまりなじめないし、ゆったり空間をとったロハスなのはもう今や飽和状態だし、の中、ギッシリとスッキリと個性的と親しみやすさが絶妙に同居した、理想的デザインの風味なのです。

そのうえ内容も、とってもおもしろい特集をしていて、でも全然マニアックじゃなくって、そう、こっちも個性的で親しみやすい。
こういう雑誌って、理想だなあと、すごい雑誌だなあと、毎月帯を引き締め直しています。
（でもって京都大阪神戸にね、行きたくてたまらなくなるわけ）

わたしの教科書って感じです。