今朝、通勤電車で、座席に座って居眠りをしていたのです。前にうつむき加減で。
突然、ドスッと衝撃を受けて、飛び起きました。
網棚からでっかいバッグが、わたしの後頭部に落下してきたようでした。
正面に立っていた、バッグの持ち主であるおじさんはひたすら平謝り。いやいや意外と痛くなかったから大丈夫ですって気持ちをこめて笑顔を返しましたが、もう、痛い痛くないってことより、その光景を思い浮かべるとおかしくってしょうがなくって、笑いがこみあげて大変だった。
だって、なかなか大きな旅行カバンみたいなのにズシッとつぶされて、わたしは何が起きたかわからずキョロキョロして、かぶってた帽子はずり落ちて髪は乱れて、そんときのわたし絶対に目はバッテン。頭から☆が飛んでたに違いない。
そんなわたしは、朝寝坊して、食パンをくわえながら「遅刻しちゃう!いってきま〜す」と家を飛び出すに違いないのです。そして、あわてすぎて改札で定期入れを落とすんです。
おかげさまでぱっちり目が覚めて、でも思わず笑ってしまうのを隠すために、またうつむいて寝たふりをしてみたりしたのでした。