そうだ京都いこう(2)

ああ‥‥‥「つづく」とか書いておいて、全然でした‥‥‥.
せっかくなのでかんたんにつづいてみます。(写真はね、前回の部分くらいでしか撮ってなかったみたい‥‥‥)


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夜。
まるたにさんとそのご両親と合流して、ごはんをごちそうになって、おうちに訪れたらそこが、なんとも京都をそのまま堪能できるような土地でありまして。
奇しくもその日は十五夜。雨も上がって雲間からはまんまるの月。みんなで夜の散歩に出ました。
美術館の池に浮かぶ月。
広くてだれもいない(いや、きっとその奥にはもののけが宴を開いているに違いない)南禅寺の、大きな門の上に浮かぶ月。
いまにも侍が斬り掛かってきそうなお屋敷の並ぶ道。
古い古い動物園のレンガの壁。

ことばでは言い尽くせないものをいろいろ見ました。



2日目。土曜日。
この日は、もう、とにかくおおはしゃぎだった。
かわいいものは、ほんとに大きな力を持っているんだと、そんなことばっかり思って、胸がいっぱいだった。
わたしのピンポイントツボをつくために生まれてきたかのような、手ぬぐい屋さん(http://www.raak.jp/top.html)や雑貨屋さん。
わたしの京都の目的ともいえるあこがれの本屋さん、恵文社で、2時間滞在するもまだ名残惜しい。
そしてもう一件の出会い。気になってた本屋さん「ガケ書房」に行ってみたら、品揃え、雰囲気(落ち着く!)ともども、どうしてここまでぴったりくるか、というようなお店で、これまたかなりの長期滞在。
その間店内にながれてた音楽といえば、曽我部さん、関さん、ハンバートハンバートビューティフルハミングバード‥‥etc
ほらもうどれだけぴったりくるか、お分かりいただける方にはお分かりいただけるでありましょう。


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京都の町をいっぱい歩いて、一番思ったのは、この町に、すてきなものを作る人がたくさん生まれるわけがわかる気がする。ということだった。
芯のとおったこだわりと、力の抜けた佇まい。
今回見れた京都なんて、ほんのかけらだけれども、わたしの心が動いたもの、場所、すべてにそれを感じたかも。

そして、それは京都という土地にただ憧れるというよりは、初心に返れといわれてるような気がしたのだった。
忘れてた空気をいっぱい吸い込んで、やばい!こうしちゃおれん!という気持ち。
わたしは何が好きだったのか。
何で心躍るのか。
何をしたいのか。
大好きなものはこの世にいっぱいある!
見えないふりをしてはいかん。

そんな気持ちになりました。KYOTO。
ああ、今にもまた行きたい。